My First And Last PEUGEOT
特にプジョーブランドに思い入れがあったわけではないのだが、ちょうど小型の自転車を探していたところに、プジョーが2004年いっぱいで自転車から撤退というニュースを聞いて、プジョーの折りたたみ自転車に目が向いた。既に仏プジョー社は自転車を製造しておらず、日本で売っているものは他の業者によるライセンス品なのだが、微妙に無骨でデザインされ過ぎていないところが、プジョーっぽいと言えなくもない。
![Colibri-18(Navy)](images/01.jpg) |
PEUGEOT Colibri-18(Navy)
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PEUGEOT Colibri-18
Colibri-18は18インチの折りたたみ自転車である。ほぼ同じデザインの16インチ版もある。折りたたみ自転車と言っても、フレームから折れるようなタイプではなく、ハンドルが折れるだけなのだが、その分、強度的には安心できる。
![ハンドル1](images/02.jpg) |
![ハンドル2](images/03.jpg) |
レバーを引けば
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ポキッと折れます。
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このようなライセンス商品の場合、どうしてもブランドロゴだけに商品価値を求めてしまうが、豊富なカラーバリエーション(特にColibri-16)や、リアキャリアを使って立ってしまうところなど、純粋なモノとしての面白さもある。もっとも、「オレの愛車はプジョー」などと言ってみたいニーズを比較的安価に実現する手段としては、残り時間が限られていることもあり、駆け込み需要は多そうだ。
![ロゴ](images/04.jpg) |
![シマノ](images/05.jpg) |
結局これですね。ライオンマークは無し。
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ちなみにブレーキはシマノ。
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折りたたみ自転車ということで、乗り心地については元々期待はしてなかったのだが、サドルがシャープなデザインのスポーツ用になっているため、細くて堅くてお尻がつらく、ほとんど拷問状態だった。そこで、もっさりとしたママチャリ用サドルに交換したところ、見た目は少し悪くなったものの、乗り心地は劇的に改善された。お尻が楽になると、クイックなハンドルとミスマッチ気味の7段変速が楽しくなってくる。広い道をぶっ飛ばすには少々心許ないが、街の人混みの中をすり抜けるのにはぴったりなのだ。
![サドル](images/06.jpg) |
![ギア](images/07.jpg) |
格好はいいけど、軟弱者にはつらいサドル。
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7段変速。
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サービスショット
![赤レンガ](images/08.jpg) |
街にたたずむColibri(ロケ地:赤レンガ倉庫)
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PEUGEOT
Colibri-18
サイズ:18インチ
カラー: ダークメタル、ダークパープル、ルミナス、ネイビー
価格:59,000円(ダークメタル、ダークパープル、ネイビー)、62,000円(ルミナス)
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