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| 2代目Walkman WM-2と付属ヘッドホンのMDR-4L1S。 | 
プレスマンをベースに作られた初代ウォークマン「TPS-L2」と異なり、2代目ウォークマンはデザイン先行で開発されたという。2代目にして早くもカセットテープケースを意識した小型化が図られ、メタルテープにも対応した。前年、全世界で名称が「Walkman」に統一されたことから、型番は「WM-2」となった。通称「ウォークマンII」。1981年2月1日に発売され、販売台数250万台の大ヒットを記録した。
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| カセットが見える方を裏側にするという意表を突いたデザイン。材質がプラスチックなのが少し残念。 | 
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| 左からカセットテープ、WM-2、TPS-L2。初代よりかなり小さい印象。カセットケースより0.5mm背が低く、カセットケース2個より薄いという売り文句。いきなりカセットテープケースサイズを目指してしまうアグレッシブさが素敵。重さはリンゴ1個分の280g。ちなみにキティちゃんはリンゴ3個分。 | 
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| 当初ロゴは「WALKMAN」でしたが、後にブラック、レッドが追加されたタイミングで「WALKMAN II」と記載されるようになりました。 | 
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| ウォークマンII系デザイン。左からWM-F2、WM-R2、WM-2、WM-DD、WM-F5。 | 
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| 片手で操作ができる「ワンハンドコントロール」。操作系ボタンをアイデンティティーとしてしまう秀逸なデザイン。ヘッドフォン端子はやはり2つです。 | 
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| 単3電池2本はカセットテープの内側に。 | 
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| 外部バッテリーケース、キャリングケース、ヘッドフォンが付属。 | 
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| 付属の軽量ヘッドフォンMDR-4L1Sは28グラム。左のウォークマンボタンを押すとミュートされる。 | 
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| ハードでネイキッドなキャリングケース(プラ)。トップにストッパーがかけられるなど、なかなか気合の入ったデザインです。 | 
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| 外部バッテリーケースに単一乾電池2本入れると、内蔵の単三乾電池2本と合計で最大約70時間連続再生を実現。 | 
映画版・TVドラマ版「世界の中心で、愛をさけぶ」(2004)で重要な役割を果たしたウォークマン。映画版でサクこと松本朔太郎(森山未來/大沢たかお)とアキこと広瀬亜紀(長澤まさみ)が交換日記として使っていたウォークマンがWM-2(1981年発売)です。長澤まさみ(アキ)が放課後の教室で「(付き合っても)いいよ」と言ったシーンの、あのウォークマンです。しかしながら、舞台は1986年の設定なので、ラジオ番組で1981年発売のWM-2をプレゼントするというのは少し疑問が残ります。また、TVドラマ版でサク(山田孝之)とアキ(綾瀬はるか)が使っていた鮮やかなブルーのウォークマンは1985年発売のWM-101ですが、舞台は1987年の設定なのでこちらも少し古いモデルとなります。ちなみに、冒頭で藤村律子(柴咲コウ)が家電量販店で店員(マギー)に「カセット?」とか言われながら買ったのは公開当時に販売されていたカセットウォークマン末期のモデルWM-GX788でした。
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| セカチューウォークマン。左からWM-GX788(2003)、WM-2(1980)、WM-101(1985)。 | 
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SONY ステレオカセットプレーヤー Walkman WM-2
	標準価格 32,000円 (1981年当時)